チャンピオンシップポイントとは?テニスの勝敗の決め方とスコア解説

  • 2019年1月28日
  • 2019年1月28日
  • テニス

テニスの大坂なおみ選手が、
全豪オープンでついに世界一の座を
獲得しました!

まさに歴史的快挙!

日本テニス界でのそれまでの最高は
伊達公子さんの世界4位です。

現役を引退された伊達公子さんの
プレーも素晴らしく、観客を
虜にするパッシングショットや
伊達スマイル、決まったときの
”カモーン”の叫び声は、鳥肌ものでしたね~!

ちょっと話がそれましたが・・

チャンピオンシップの用語について解説します~!

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チャンピオンシップポイントについて

チャンピオンシップとは?

英語では、championship です。

選手権とか、試合の意味です。

そうなんですが・・ちょっと
分かりにくいですね~。

チャンピオンシップポイントとは?

選手権とか、大会での決勝戦において
優勝がかかった最後の1ポイントのことです。

ですので、このポイントをとると
その大会(例えばテニスの全豪オープン)での
優勝になります。

マッチポイントとの違いは?

決勝戦以外の試合では、
その試合の勝敗を決める最後の
1ポイントは、マッチポイントという
用語を使います。
もちろん準決勝でも勝敗を決めるポイントは、マッチポイントです。

決勝戦だけが、チャンピオンシップポイント
という特別な言葉を使います。

ちなみに、
大坂なおみ選手は全豪オープンテニスで、
このチャンピオンシップポイントは、
なんと3回もありました。

それを、相手のクビトバ選手が全力で
防いで逆転したことも話題になっています。

このときは、大坂なおみのバインコーチも
寿命が10年縮まったとコメントされています。

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テニスの勝敗の決め方

大坂なおみ選手の全豪オープンテニス
を例にとって説明します。

女子は、3セットマッチで行われています。

ですので、3セットマッチの場合、
先に2セット獲ったら勝ちです。
簡単そうなんですが・・(^_^;)

テニスのセットとは?

1セット
1
ゲーム

ゲーム
3
ゲーム
4
ゲーム
5
ゲーム
6
ゲーム

1セットは、6ゲームからなっています。

セットで勝利するための条件は、
相手に2ゲーム以上差をつけて
6ゲーム先取することです。

具体的には、

0-6
1-6
2-6
3-6
4-6

相手が0から4ゲーム獲得で
自分が6ゲーム獲得で試合に勝利です。

5-5の場合?

2ゲーム連取で5-7となれば勝利ですが・・

6-6の場合?

通常、2ゲーム差がついて
勝利なんですが、
6-6となった場合は、一般的に
タイブレーク制が適応されます。

タイブレーク制の場合、通常7ポイントを
先取することで決着します。
全豪オープンのタイブレークでは、
10ポイント先取となっています(2019年)。

全米オープンテニスでもタイブレーク制が
導入されています。

テニスのゲームとは?

0 1ポイント 2ポイント 3ポイント 4ポイント
0
ラブ
15
フィフティーン
30
サーティ
40
フォーティ
ゲーム

テニスの点数は、このように数えます。

ゲームを獲得する条件は?

0ー4ポイント
1-4ポイント
2-4ポイント

上のような場合は、4ポイント獲って
勝ち(1ゲーム獲得)となります。

3-4では、この点数になる前に
3-3でデュース(Deuce)となって
います(実際は、40ー40)。

デュース(Deuce)では、
相手よりも先に、2ポイント連取

すると勝ち(1ゲーム獲得)となります。

デュース(Deuce)で、相手よりも
1ポイントリードしているときには
アドバンテージという用語を使います。

追いつかれて、同点となった場合は
再びデュース(Deuce)となりますので
アドバンテージは消えることになります。

大坂なおみ選手の全豪オープンの結果

ラウンド 相手選手 対戦スコア 結果
1回戦 マグダ・リネッテ
(ポーランド)
6-4
6-2
2-0
2回戦 タマラ・ジダンセク
(スロベニア)
6-2
6-4
2-0
3回戦 シェイ・スーウェイ
(台湾)
5-7
6-4
6-1
2-1
4回戦 アナスタシア・セバストワ
(ラトビア)
4-6
6-3
6-4
2-1
準々決勝 エリナ・スビトリーナ
(ウクライナ)
6-4
6-1
2-0
準決勝 カロリーナ・プリスコバ
(チェコ)
6-2
4-6
6-4
2-1
決勝 ペトラ・クビトバ
(チェコ)
7-6
5-7
6-4
2-1

クビトバ選手との決勝の対戦スコア解説

1セット目・・7-6
2セット目・・5-7
3セット目・・6-4

1セット目は、6-6となって
タイブレーク制が適応されています。
タイブレークの点数は、7-2で
大坂なおみ選手が7ポイント先取して
7ゲーム目を勝利しています。
ゲーム結果は、7-6です。

2セット目は、5-3から
クビトバ選手が、まさかの4連続獲得で
大坂なおみ選手に逆転して勝利。
そのため、ゲーム結果は5-7です。

3セット目は、大坂なおみ選手が
完全復活して2ゲーム差をつけて
6ゲーム先取で優勝となりました。

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