テニスの大坂なおみ選手が、
全豪オープンでついに世界一の座を
獲得しました!
まさに歴史的快挙!
日本テニス界でのそれまでの最高は
伊達公子さんの世界4位です。
現役を引退された伊達公子さんの
プレーも素晴らしく、観客を
虜にするパッシングショットや
伊達スマイル、決まったときの
”カモーン”の叫び声は、鳥肌ものでしたね~!
ちょっと話がそれましたが・・
チャンピオンシップの用語について解説します~!
チャンピオンシップポイントについて
【大坂のコーチ 寿命10年縮んだ】https://t.co/tqGfg9ILD4
大坂なおみが全豪オープンで優勝。第2セット、チャンピオンシップポイントを握ってからセットを落とす展開からの栄冠。バイン・コーチは「この試合で10年寿命が縮んだよ」とコメント。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年1月27日
チャンピオンシップとは?
英語では、championship です。
選手権とか、試合の意味です。
そうなんですが・・ちょっと
分かりにくいですね~。
チャンピオンシップポイントとは?
選手権とか、大会での決勝戦において
優勝がかかった最後の1ポイントのことです。
ですので、このポイントをとると
その大会(例えばテニスの全豪オープン)での
優勝になります。
マッチポイントとの違いは?
決勝戦以外の試合では、
その試合の勝敗を決める最後の
1ポイントは、マッチポイントという
用語を使います。
もちろん準決勝でも勝敗を決めるポイントは、マッチポイントです。
決勝戦だけが、チャンピオンシップポイント
という特別な言葉を使います。
ちなみに、
大坂なおみ選手は全豪オープンテニスで、
このチャンピオンシップポイントは、
なんと3回もありました。
それを、相手のクビトバ選手が全力で
防いで逆転したことも話題になっています。
このときは、大坂なおみのバインコーチも
寿命が10年縮まったとコメントされています。
テニスの勝敗の決め方
大坂なおみ選手の全豪オープンテニス
を例にとって説明します。
女子は、3セットマッチで行われています。
ですので、3セットマッチの場合、
先に2セット獲ったら勝ちです。
簡単そうなんですが・・(^_^;)
テニスのセットとは?
1セット | |||||
1 ゲーム |
2 ゲーム |
3 ゲーム |
4 ゲーム |
5 ゲーム |
6 ゲーム |
1セットは、6ゲームからなっています。
セットで勝利するための条件は、
相手に2ゲーム以上差をつけて
6ゲーム先取することです。
具体的には、
0-6
1-6
2-6
3-6
4-6
相手が0から4ゲーム獲得で
自分が6ゲーム獲得で試合に勝利です。
5-5の場合?
2ゲーム連取で5-7となれば勝利ですが・・
6-6の場合?
通常、2ゲーム差がついて
勝利なんですが、
6-6となった場合は、一般的に
タイブレーク制が適応されます。
タイブレーク制の場合、通常7ポイントを
先取することで決着します。
全豪オープンのタイブレークでは、
10ポイント先取となっています(2019年)。
全米オープンテニスでもタイブレーク制が
導入されています。
テニスのゲームとは?
0 | 1ポイント | 2ポイント | 3ポイント | 4ポイント |
0 ラブ |
15 フィフティーン |
30 サーティ |
40 フォーティ |
ゲーム |
テニスの点数は、このように数えます。
ゲームを獲得する条件は?
0ー4ポイント
1-4ポイント
2-4ポイント
上のような場合は、4ポイント獲って
勝ち(1ゲーム獲得)となります。
3-4では、この点数になる前に
3-3でデュース(Deuce)となって
います(実際は、40ー40)。
デュース(Deuce)では、
相手よりも先に、2ポイント連取
すると勝ち(1ゲーム獲得)となります。
デュース(Deuce)で、相手よりも
1ポイントリードしているときには
アドバンテージという用語を使います。
追いつかれて、同点となった場合は
再びデュース(Deuce)となりますので
アドバンテージは消えることになります。
大坂なおみ選手の全豪オープンの結果
ラウンド | 相手選手 | 対戦スコア | 結果 |
1回戦 | マグダ・リネッテ (ポーランド) |
6-4 6-2 |
2-0 |
2回戦 | タマラ・ジダンセク (スロベニア) |
6-2 6-4 |
2-0 |
3回戦 | シェイ・スーウェイ (台湾) |
5-7 6-4 6-1 |
2-1 |
4回戦 | アナスタシア・セバストワ (ラトビア) |
4-6 6-3 6-4 |
2-1 |
準々決勝 | エリナ・スビトリーナ (ウクライナ) |
6-4 6-1 |
2-0 |
準決勝 | カロリーナ・プリスコバ (チェコ) |
6-2 4-6 6-4 |
2-1 |
決勝 | ペトラ・クビトバ (チェコ) |
7-6 5-7 6-4 |
2-1 |
クビトバ選手との決勝の対戦スコア解説
Wouldn’t have been able to do it without everyone. Love you guys ❤️❤️❤️ pic.twitter.com/qxdbctduUe
— NaomiOsaka大坂なおみ (@Naomi_Osaka_) 2019年1月27日
1セット目・・7-6
2セット目・・5-7
3セット目・・6-4
1セット目は、6-6となって
タイブレーク制が適応されています。
タイブレークの点数は、7-2で
大坂なおみ選手が7ポイント先取して
7ゲーム目を勝利しています。
ゲーム結果は、7-6です。
2セット目は、5-3から
クビトバ選手が、まさかの4連続獲得で
大坂なおみ選手に逆転して勝利。
そのため、ゲーム結果は5-7です。
3セット目は、大坂なおみ選手が
完全復活して2ゲーム差をつけて
6ゲーム先取で優勝となりました。