オリンピックでのサッカーに年齢制限が
設けてありますが・・なぜ?
そんな疑問が湧いてきますよね。
なんで、年齢制限が必要なの?
オリンピックだから、優秀な選手をドンドン
出場させて金メダルを狙えば良いのに・・!
そう思ってしまいますよね。
これには、深い理由がありました・・
ようやく、長い年月をかけて
その制限が解除されつつあるようです。
五輪でのプロの参加はいつから?
1984年に開催されたロサンゼルス五輪からです。
それまでは、プロのサッカー選手がオリンピック
に出場することは許されていませんでした。
1984年から、一応プロ選手も参加できる
ようになりましたが・・限定付きでした。
プロ選手参加は限定付きでスタート
限定付きっていうと、何となく釈然としませんが・・
これには、色々と理由がありまして・・
要するにFIFAとIOCとの微妙な関係からのようです。
FIFAの存在意義を懸念しての動きだったようです。
ですので、
一応、プロ選手が参加できるようになりましたが、
1984年のロサンゼルス五輪に参加できるプロの
選手は、ワールドカップの本戦と予選に
出場しなかった選手だけからでした。
(^_^;)
最初は、これが限界だったんでしょうね。
23歳以下のプロ選手の五輪への参加とは?
1984年のロサンゼルス五輪から8年後の1992年
バルセロナ五輪から23歳以下であれば
プロ選手でもオリンピックに出場できるという
特別ルールが導入されました。
これは、IOCとFIFAの利害関係に折り合いを
つけたギリギリのラインだったようです。
プロ選手であっても、まだ駆け出しの
若手選手であれば、五輪への出場を認める
ことにしたのは、大いに評価できることでした。
23歳越え(オーバーエイジ)の参加とは?
意外と早かったのが、オーバーエイジと言われる
23歳を越えたプロ選手の参加です。
23歳以下限定でスタートしたプロ選手の参加ですが、
4年後の1996年のアトランタオリンピックでは、
3名までの限定付きで、23歳越えのプロ選手の
出場が認められることになりました。
このときの日本代表選手オーバーエイジは
DF:藤春廣輝(ガンバ大阪)
DF:塩谷司(サンフレッチェ広島)
FW:興梠慎三(浦和レッズ)
の3選手でした。
あと、ちょっとで限定解除となりそうですが・・・
中々、最後の砦が崩れるのがいつになるのか
気になるところですね。
FIFA(国際サッカー連盟)はいつから?
ところで、FIFAはいつからあるんでしょうか?
実は、1904年にFIFA(国際サッカー連盟)は作られています。
IOC(国際オリンピック委員会)が作られたのは
1894年6月23日です。
#ベルリン オリンピックを目指して電信柱練習法や耐熱練習法に励む #四三。「電信柱練習法は今でいうインターバル練習。四三さんは科学的な練習法にも着目、実践しました。ストックホルムでの敗北がエネルギーとなり、現代にも通ずる練習法を生み出しました」(マラソン指導 #金哲彦 さん)#いだてん pic.twitter.com/Qlzt9wEqa5
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) April 21, 2019
大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」
の金栗四三で話題ともなりましたね。
ですので・・
IOCが作られてから、10年後にFIFAが作られた
ことになります。
やっぱり、歴史はIOCが古いですね。
でも・・微妙な差ですよね~!