競歩競技で失格や反則となる条件や、ペナルティゾーンの
仕組みなどについて書いています。
競歩のルールなんて、走ると失格なんでしょう?
ぐらいに思っていましたが、意外と細かいルールが
設定してあります。
東京オリンピックでも実施される競技ですので
事前にルールが分かっていると面白さも倍増しますね。
日本陸上競技連盟の競技規則を参考に書いています。
競歩で失格や反則となるルールとは!
もちろん、走ってはだめです。はい。
競歩の定義とは?
走ることは、両足が同時にグラウンドから離れる場合を言います。
ですので、競歩では、
両足が同時にグラウンドから離れることなく歩くことをいう。
この反則をロス・オブ・コンタクトと言います。
このように、定義されてあります。
さらに細かいルールがあります。
ベント・ニーとは?
前に出した足(前脚)は、接地の瞬間から
地面と垂直になる位置になるまで、まっすぐに
伸びていなければならない。と定義されています。
この確認は、目視で判定されます。
失格となる場合
レッドカードとは?
前述の、ロス・オブ・コンタクトまたはベント・ニーの
いずれかが認められた場合はレッドカードとなります。
レッドカードで失格となる場合
3人以上の審判員からレッドカードを出された場合に失格となります。
ペナルティゾーンとは?
実施競技の要項にペナルティゾーンの利用が
適応される場合に使われます。
要するに、3枚のレッドカードをもらった選手が
ペナルティゾーンに一定時間とどまる仕組みです。
ペナルティゾーンには、距離と時間の規定があります。
距離(その長さを含む) | 時間 |
5,000m・ 5㎞まで | 30秒 |
10,000m・10㎞まで | 1分 |
20,000m・20㎞まで | 2分 |
30,000m・30㎞まで | 3分 |
40,000m・40㎞まで | 4分 |
50,000m・50㎞まで | 5分 |
ペナルティゾーンの設定がされてある大会で
審判員からの要制を断った場合は、即失格となります。
ちなみに、4枚目のレッドカードが出されると
例外なく失格となります。
失格となった選手が処罰されるってマジ?
失格となってしまった後の話です。
失格となった選手は、速やかにコースの外に出る必要があります。
また、道路で実施されてあるレースの場合
つけてあるナンバーカードを取り外して
コースから離れるようになっています。
もし、失格した選手がトラックやコースから
離れない場合や指示に従わなかった場合、
処罰されることがあります(^_^;)
やばいですね~!
誘導ミスで失格ってマジ
実際にあった事例です!
こんなこともあるんですね~(^_^;)
日本初のメダル獲得の裏話とは?
クリックすると映像が見られます↑↑。
荒井広宙選手が銅メダルを獲得した記念すべき競技の映像です。
こんなこともありますね。
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