世界ラグビーやオリンピックでのラグビーなど
目白押しですが、ラグビーのルールって
やっぱり初心者には、分かりにくいですね。
まずは、ラグビーの基本中の基本である
得点について書いてみました。
- 得点方法と点数の一覧
- トライとは?
- インゴールとは?
- コンバージョンとは?
- ペナルティトライとは?
- ドロップゴールとは?
これらのことについて、できるだけ分かりやすく書きました。
ラグビーの得点方法と点数一覧
得点の種類と点数について表にしています。
得点の種類 | 点数 |
トライ | 5点 |
コンバージョン | 2点 |
ペナルティトライ | 7点 |
ペナルティゴール | 3点 |
ドロップゴール | 3点 |
これだけ見るだけでも、混乱しそうですね。
ラグビー場について
上から見ると、このようなラインが引いてあります。
ラグビー場がイメージできていなと説明がチンプンカンプンになりそうです(^_^;)。
トライとは?
まずは、トライになる条件からチェックしてみましょう。
- 相手のインゴール区域に攻撃側がラグビーボールを
コールポストまたはポストに巻かれたパッドに
ラグビーボールをつけた(グラウンディングした)場合。 - スクラム、ラック、モールがゴールラインに到達して
攻撃側がラグビーボールを地面に持ち込んだ(グラウンディングした)場合。 - ゴールラインよりも手前でタックルされて、攻撃側の
選手がそのままインゴールへと持ち込んだ(グラウンディングした)場合。 - ゴールライン付近でタックルされた攻撃側の選手が
手を伸ばしてインゴール内にボールを持ち込んだ(グラウンディングした)場合。 - ラグビーボールを持っていない状態で、相手側の
インゴールにあるラグビーボールを持ち込んだ(グラウンディングした)場合。
ん~~~!
ややこしいですね。
慣れれば簡単なんでしょうが・・。
グラウンディングは、ラグビーボールを持ってから
地面につけるか、ラグビーボールを手や上半身で抑え込むことが必要です。
ラックとは?
※ラックとは、地面にあるボールを囲んで敵と味方が密集している状態を言います。
スクラムと似ていますが、プレイ中に始まるところが異なります。
スクラムの場合、一旦静止した状態からのスタートとなります。
インゴールとは?
ラグビー場の図を参考にしてもらうと分かると思います。
ゴールポストが立っているゴールラインと
デッドボールラインの間をインゴールと言います。
相手のインゴール区域に攻撃側がボールを持ち込むとトライになります。
コンバージョンとは?
トライ(5点)した後に与えられるキックのことです。
成功(コンバージョンゴール)すると2点です。
コンバージョンゴールを蹴る位置
トライした地点からグラウンドの縦に引いた線上であれば、どこでもOKです。
ゴールポストに蹴り込むことになりますので
中央にトライした後のコンバージョンゴールが易しいですね。
グラウンドの端の方にトライした後のコンバージョンゴールは
ゴールに入れにくいので難易度が高いです。
ペナルティトライ(認定トライ)とは?
認定トライとも言われます。
相手側の反則に対して攻撃側に与えられる点数(7点)です。
相手の反則がなければトライできていたと審判員から
判断された場合に与えられます。
2007年にルール改正されたため、認定トライになると一気に7点が入ることになります。
改正前は、認定トライ(5点)後にコンバージョン(2点)が実施されていました。
ペナルティゴールとは?
ペナルティトライと似ていますが、ちょっと違います。
ペナルティゴールでは、相手が反則(不正なプレイ)
をした地点または、その地点を通る延長線上の後方で、
タッチラインと平行な地点からのキックが与えられます。
ペナルティトライとは異なり、相手側の反則がなくても
直接トライに結びつかない状況の場合です。
直接、トライに結びつくような相手側の反則の場合は
ペナルティトライとなります。
ドロップゴールとは?
ドロップキックしてゴールさせることを言います(^_^;)。
ドロップキックとは、プロセス技ではありませんよ(はい!)。
一度、ボールを地面に落として跳ね返ったものを蹴ることドロップキックと言います。
ドロップ(落とす)、キック(蹴る)ですので
分かりそうなもんですが、どうしてもプロレス技が
ちらついてきますね。
次の映像も素晴らしいドロップゴールです↓↓
ラグビーボールは、完全な球体ではないので
地面に落として跳ね返ったものを蹴るのは
非常に難易度が高いです。
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