ノックオン(ラグビー)のルール!名前の由来と適応条件は?

ラグビーのルールでノックオン(Knock on)について書いています。

ノックオン(Knock on)は、簡単に言うとボールを前に
落としてしまう反則です。

ラグビーワールドカップで決勝トーナメント進出をキメて
のりの乗っている日本代表!
ついにラグビー大国と肩を並べるまでに成長!
素晴らしいです。

ラグビーのルールで一番最初に覚えるのがノックオンだと思います。

ラグビーを知らない人は、聞き慣れない言葉かも
しれませんが、ラグビーを知っているファンには
お馴染みの言葉ですね。

ちょっと物を前に落として、
「おっとノックオンしてしまった・・」
などとついつい言ってしまった人も多いのでは?

  • ノックオン(Knock on)の由来
  • ノックオン(Knock on)のルール
  • ノックオン(Knock on)の例外規定
  • ノックオン(Knock on)の映像動画

について書いています。

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ノックオン(Knock on)の由来

knock onの意味

「knock on」ノックオンは、普通に英語で使われる言葉で

knock on the door と言えば ドアをノックするという意味です。

 

knockの意味は?

ラグビーのノックオンの説明をウィキペディアでは、

・・・a player knocks the ball towards・・・

というような表現がなされています。

 

knock の英語の意味には、

  • ノックする
  • ぶつける、衝突する
  • 打ち付ける、叩く

などがありますので・・

 

プレイヤーが前方の方へボールをノックさせる(打ち付ける、ぶつける)・・・
英語を訳すと、↑のような意味になります。

 

ラグビーボールが地面をノックするように転がることからも
このようなネーミングになったんだと考えられます(私見ですが)。

状況を捉えたうまい表現だと思います。

このようなところから、ノックオンという言葉が
使われるようになったと思います。

onの意味は?

knock だけで良さそうにも思えますが、onを使うことで
より臨場感があふれる表現となっています。

英語で使われる「on」 のもともとの意味は、
「接触」を意味します。

~の上に とよく訳されますが、ちょっとニュアンスが
違います。

例えば、

「・・天井にいるハエ・・」のことを英語で言うと

・・a fly on the ceiling・・  となります。
ハエは、天井の下にいるのにonが使われるのは
上にという意味ではなく、天井に接触している(くっついている)という感覚で使用されているからです。

ということで、ノックオン の「on」は、イメージ的には
地面に接触していることを意味します。

ラグビーのルールでも、ボールを前方の方へ落として
ボールが地面に接触することが、ノックオンの
判断材料になっていますので、knock on という
言葉はまさにイメージ通りのネーミングだと思います。

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ノックオン(Knock on)のルール

ノックオンは、ボールを前に落とす反則です。

ちなみに、この場合の前とは、相手側の
デッドボールラインの方向を意味します。
もう少し簡単に言うと、攻めている方向のことです。

その適応条件には色々と規定があります。

ちなみに、ノックオンのペナルティーとしては
相手ボールとなったスクラムが適応されます。

ノックオンの適応条件

適応場所

・・フィールドのどの場所でも適応されます。

タックルとノックオンの関係

相手選手にタックルをしている時やタックルしようと
しているときにボールに触ってからボールを前に
落とした場合はノックオンとなります。

故意にボールを前に落とした場合

ボールをキープしている選手が、前(相手のゴール方向)へ
ボールを落とした場合です。

落とすと表現していありますが、考え方によっては
前に投げることと紙一重になります。

前にボールを投げても結局は、地面に落ちますので
前に落としたのか、前に投げた(スローフォワード)
のか区別がつきにく状況です。

もちろん、ラグビーではボールを前に投げることは
スローフォワードというルール違反になります
(ボールを前に蹴ることはOK)。

ノックオン(Knock on)の例外規定

ルールには、時々例外というものがありますが
ノックオンにもあります。

前にボールを落としてもノックオンの反則とならない
合法的なルールです。

その一つは・・チャージダウンです。

チャージダウン

相手選手がボールをキックした瞬間にボールを
前方へ落とした場合です。

考えれば分かると思いますが、相手選手が
勢いよくキックしたボールを前方へ落とす
非常に勇気ある身体をはったプレーです。

これは、ノックオンとならない例外規定として
認められています。

ジャッカルを狙ったプレー

ジャッカルについては、こちらの記事(⇛)を参考にしてください

ジャッカルの途中、相手選手からボールを奪う途中で
相手選手が持っているボールが相手選手の前方に
落ちた場合は、ボールが前に落ちてもノックオンとは
なりません。

これは、やむを得ない状況ですね~!

ノックオン(Knock on)の映像

↓の映像の9秒あたりからがノックオンの場面です。
なんとまあ~!

 

感動するラグビーのプレー(ハイライト)

ノックオンとは関係ありませんが、ラグビーのスーパープレーの数々です!

面白いですよ~!

もう一つ

日本対スコットランドの試合のハイライト!

感動をもう一度!

 

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